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TOP>茂木・一まる香本家・一〇香(いっこっこう)の歴史

 

長崎・茂木の一口香(いっこっこう)は中国伝来の焼き菓子です。

その歴史は古く、唐の禅僧や東シナ海を航海する中国人にとって貴重な保存食として日本に渡ってきたこの品は、味、形は違えど一口香に似た菓子は現在でも全国の港町のどこかで確かに存在し受け継がれています。一口香(いっこっこう)は、製法と中が空洞という形状から「からくりまんじゅう」とも呼ばれ、長崎の土産物として有名です。

弘化元年(1844年)、弊社初代・榎 市衛門(えのきいちえもん)は長い年月をかけ、ふんわりと膨れた香り高い菓子に作り上げ、一口香を食べると香ばしいことから「一口香(いっこっこう)」と名付け、販売を始めたのが
弊社創業の始まりです。

安政時代(1854年)、二代目・榎 伝二郎(えのきでんじろう)の頃には茂木は景勝の地でもあり丸山に近いため文人墨客の往来ははげしく、これらの人達に茶菓子として好まれ、長崎市内への広がり、
三代目・榎 市三郎(えのきいちさぶろう)の頃には、お客様が茂木まで人力車を連ねお求めくださる程の盛況ぶりだったそうです。

六代目榎 巍

更に材料を厳選研究し、よく膨れ、ますます香ばしい今の形に作り上げたのが四代目・榎 伝一郎(えのきでんいちろう)で、五代目・榎 正孝(えのきまさたか)の戦死により、その味を四代目より直接伝授され受け継いでいるのが六代目・現在の社長 榎 巍(えのき たかし)です。

今もなお、一口食べると香ばしい味を、茂木の町で作り続けているからこそ『
元祖茂木の一口香』でございます。茂木の一〇香は、水飴、小麦粉、黒砂糖、ハチミツ、唐アク、胡麻を原料として作られた焼き菓子です。
小麦粉と水あめで練り上げた生地に黒砂糖、水飴、上白糖3種の甘みのある餡を包んでつくるのですが焼き上げるときに中のあんこが沸騰し外に出ようとする力で膨らみ中身が無くなってしまいます。
中身には、昭和52年には、全国菓子大博覧会にて「大臣賞」、昭和五十六年には、オランダにて開催された日本展の茶会で特に小粒の一〇香が茶菓子として、好評を博しました。職人の伝承の技と魂がたっぷり入っております。
また昭和59年には、第20回全国菓子博覧会にて「総裁賞」、平成元年には
「名誉大賞」など数々の賞をいただております。

 

六代目榎 巍(えのき たかし)は、今でも更なる研究を重ね、ご先祖様の苦労に報いるよう努力し、
菓子職人として次の世代へ伝える多数の作品を創作し続け、その中の逸品が「茂木ビワゼリー」で、
お客様は全国各地へ広がっています。

昭和  8年5月
昭和51年2月
昭和52年2月
昭和59年3月
平成元 年5月
平成14年11月 

全国菓子博覧会・名誉金賞
第7回県新作展・最優秀賞
第9回全国菓子博覧会・大臣賞
第20回全国菓子博覧会・総裁賞
全国菓子博覧会 名誉大賞受賞
第24回 全国菓子博覧会 茶道家元賞


近年類似品が非常に多く出回っており、スーパー等でも駄菓子として売られているものも有ります。
そこで弊社では昭和48年より他社との違いをつける為、「一〇香(いちまるこう)」としています。

 

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